災害に備えて知っておくべき4つのこと【9月1日は防災の日】-ぶりの生きるブログ

災害に備えて知っておくべき4つのこと【9月1日は防災の日】

2022年9月1日木曜日

その他

t f B! P L

9月1日は防災の日です。

1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんで、1960年(昭和35年)に総務省が制定しました。

ところで皆さん、いつ来るかもしれない災害に対してちゃんと備えができていますか?

自分の街には災害が来ないと思い込んでいませんか?

今年、全国各地で大規模な水害が多く発生しています。またニュース等でよく取り上げられる首都直下型地震は30年以内の発生確率が70%、南海トラフ地震は40年以内の発生確率が90%とも言われています。

災害は自分、そして自分の大切な人の身にいつ降りかかってもおかしくありません。この記事では、災害に事前に知っておくべき4つのことを紹介させてもらいます。

災害に備えて知っておくべき4つのこと


結論を先に言うと、災害に対して備えておくべきことは以下の4つです。

  1. ハザードマップを活用する
  2. 気象情報・避難情報の見方を知る
  3. 生活必需品を備蓄する
  4. 防災アプリをインストールする

1つずつ簡単ではありますが、説明してきますね。

ハザードマップを活用しよう

皆さん、ハザードマップってご存じですか?

ハザードマップとは、大きな地震や水害、土砂災害が発生したとき、自分たちの町のどの地域でどれだけの被害が発生するのかを地図上で表したものです(防災マップとも呼ばれています)。また、マップにもよりますが、その地域に設置された避難場所や避難経路等も表示されており、自分達の町でどのくらいの被害が発生するかを知る大きな手掛かりとなります。

ハザードマップは、全国各自治体で作られており、公式ホームページに掲載されており、自治体によっては、定期的に全戸配布されております。もしお手元にない場合は、必ず準備しておきましょう。

また、ハザードマップポータルサイトというものが公開されており、検索すると自分の町のハザードマップへリンクしてくれるので、こちらで調べてみてもいいかと思います。

ハザードマップポータルサイト(外部リンク)

気象情報・避難情報の見方を知ろう

台風や大雨が発生したとき、気象庁や市町村から「気象情報」「避難情報」がテレビ・ネット・ラジオ等で発表されます。

自分の地域で発表されたとき、「別にそこまで雨降ってないし、家の中にいればいいんじゃね」とついつい思ってしまいがちですが、それはとても危険な判断です。





















こちらは、内閣府が作成した、避難情報に関するチラシです。

気象庁・市町村から、どの気象情報・避難情報が発令されたとき、どのような避難行動を取らなければならないのかが非常に分かりやすく掲載されております。

ここで書けば内容が膨大になるので割愛させてもらいます(笑

あと、スムーズに避難行動ができるよう、災害が発生したときの行動フローチャートも公開されております。合わせてこちらもチェックしておきましょう。











生活必需品を備蓄しよう

万が一、自分の街で大地震が発生したらどうなるでしょうか。

水道・電気・ガスなどのライフラインがしばらく止まってしまうかもしれません。

近所のスーパーに行ったとしても時すでに遅し、生活必需品のほとんどが売り切れ。。。

そのとき飲み物はどうするか?食べ物はどうするか?トイレは?

そうならないように、生活必需品を備蓄しておきましょう

食料・飲料・生活必需品などの備蓄の例


飲料水 3日分(1人1日3リットルが目安と言われています)
非常食 3日分(ご飯(アルファ米など)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど)
生活必需品(トイレットペーパー、ティッシュペーパー・マッチ、ろうそく・カセットコンロなど)

全て家族の人数分用意しておきましょう。



といっても、1つ1つこれらを準備するのってなかなか大変ですよね。

なので、上記の備蓄品がまとめて入っている防災セットがありますので、こちらも紹介しておきますね。


防災のプロである防災士が厳選した防災グッズですので中身については間違いないでしょう。

あとは今の時代、スマホが無いと生活が困難です。

先ほども言ったように電気が止まってしまうと、スマホの充電ができなくなります。

数日間電気が止まるということにも備えて、下のような太陽光で発電できるバッテリーや、大きめのバッテリーを買っておくこともおすすめします。






また、もっと詳しく知りたい場合は、政府広報オンラインに分かりやすく掲載されておりますので、こちらも参考にしてください。


防災アプリをインストールしよう

最近は本当に便利な世の中になったなと思います。お住まいの地域の気象情報・避難情報表示機能、避難場所へのナビゲーション機能、安否確認情報機能などが搭載された防災アプリが各社で提供されています。

その中でも、①情報が正確か、②機能が充実しているか、③使いやすいかの点に着目し、iphone・Androidどちらも対応したおすすめの防災アプリを3つ紹介させていただきます。

Yahoo!防災速報

Yahoo!防災速報

Yahoo!防災速報

Yahoo Japan Corp.無料posted withアプリーチ


おそらく一番使用されている防災アプリでは無いでしょうか。
どのアプリにすればいいのか分からないという方はとりあえずこれをインストールしておけば間違いないでしょう。

【このアプリの主な特徴】

・緊急地震速報や豪雨予報をはじめ、さまざまな災害情報をプッシュ通知でいち早くお知らせします。
・現在地と国内最大3地点に通知可能。移動中や旅行中も安心です。
・アプリ画面上で、現在地や登録した地域ごとに最新の災害情報のほか、災害の種類ごとの避難場所を確認できます。
・「豪雨予報」は強い雨が降る前にプッシュ通知。ゲリラ豪雨対策など普段使いにもおすすめです。
・「防災手帳」では避難場所の登録やハザードマップ、防災用品の確認など災害発生時だけでなく、普段の備えにご活用いただけます。



NHKニュース・防災

NHK ニュース・防災

NHK ニュース・防災

NHK (Japan Broadcasting Corporation)無料posted withアプリーチ


NHKが提供する災害情報をはじめ、最新のニュースや天気予報をいち早く届けてくれる公式アプリです。
 
【このアプリの主な特徴】

・今日、明日、1週間の天気予報を、3地点まで登録できます。
・今どこで雨が降っているのか、どのくらいの強さで降っているのか、地図で色分けして確認できます。また切り替えにより、気温や地震情報を表示することもできます。
・自分が登録した3地点で、気象警報や記録的短時間大雨情報、熱中症情報、地震情報などの緊急情報が発表された場合、プッシュ通知で把握できます。
・防災情報だけでなく、NHKによる政治、経済、スポーツ、旬な情報が的確に把握できます。


特務機関NERV防災

特務機関NERV防災

特務機関NERV防災

Gehirn Inc.無料posted withアプリーチ


某アニメを彷彿とさせるインタフェースの防災アプリです。
しかし侮るなかれ、非常に優れた防災アプリとなっております。

【このアプリの主な特徴】

・天気や台風の予報、雨雲レーダー、地震・津波・噴火の速報、特別警報や土砂災害の情報、河川の情報、大雨危険度通知、さらにはJアラート(国民保護情報)やダム放流通知まで、一つのアプリで様々な防災情報を受信できます。
・画面に表示された地図をタッチすることで、今いる地点を拡大したり、全国を見渡すことができ、雨雲の様子や各地の震度を自由な縮尺で見ることができます。

以上、3つを紹介させていただきました。

まとめ

いかがだったでしょうか。

災害とはいつ起こるかが分からないものなので、どうしても優先度的に低くなってしまいがちですが、言い方を換えれば、災害はいつ発生してもおかしくないものです。

その時の被害を最小限にするため、自分そして自分の大切な人達の身を守るためにも、今できることを今行っておくべきだと思います。

今回紹介させてもらった4つの事項をぜひ実践してもらえればと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

QooQ